【2021/9/11(土)~9/17(金)】『クワイエット・プレイス』『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』 // 特別レイトショー『JUNK HEAD』

もっさ

ホラー映画って大っ嫌いだったんです。

幼い頃は、バラエティ番組でよく見かけたホラー映画のパロディコントを観ただけでもトイレに行けなくなるくらいの怖がりでした。しかし、大人になって、ひょんなことからホラー映画に対するイメージが180度変わりました。

とあるホラー好き(特にB級ホラーが好み)の友人は言いました。「よく見てみなよ、全然怖くないじゃん。これ撮ってるの楽しそう!」 特撮やゾンビ映画好きの従兄は言いました。「ここには人間ドラマが詰まっているんだ。その背景に感動するだろう?」

共通して言っていたのは「観ないなんて、人生損してる」(という趣旨の内容)でした。その言葉は確かに私の心を揺さぶったのです。そして気が付いたら、ホラー映画を劇場で観るのが楽しみになっているのでした…。

さて、そんな私のイチ押しホラー『クワイエット・プレイス』が早稲田松竹にやってきます! 今回はなんと、シリーズ一挙上映!!こんな贅沢なことありますか!!!

ちょこっとだけ説明すると、「音を立てたら“何か”がやってきて超即死!」というとんでもワールドなお話です。このシチュエーションだけ聞くと、「なにその設定!w」と思われるかもしれませんが、まぁ、観てみてくださいよ。ちゃんと細かいとこまで考えられていて、納得の世界観ですから! しかも、音を立ててはいけない…というのが、映画館の条件にぴったりフィット! 映画を観ているだけのはずなのに、いつの間にか息を潜めているという、まさかの劇場体験型ホラーなんです! さらに、本作がすごいのは、きちんと恐怖を描きながらも、めっちゃしっかりファミリードラマだということ! 子どもを守る親の気持ち、親を見て育つ子どもたちの成長、困難に立ち向かう勇気と、どこまでも深まる家族の愛…!!! 襲ってくる“何か”に恐怖しながらも、家族の絆に涙しちゃいます。

シリーズ1、2共に監督・脚本を務めたジョン・クラシンスキーは、家族のお父さん役としても出演しており、お母さん役のエミリー・ブラントとは実の夫婦というのがまた個人的に好きポイント。物語の中だけでなく、映画の撮影も同じように協力していたんだろうな~と、もうひとつのドラマも感じてしまいます。それで出来上がった作品が面白いって最高じゃないですか!

元々シリーズ化を考えていなかったそうですが、2作目はコロナ禍での公開だったにもかかわらず1作目に次ぐ大ヒット! なんともう続編が決定しております! 第3作目はクラシンスキー監督に代わってジェフ・ニコルズ監督がメガホンをとります。ニコルズ監督の代表作のひとつ『MUD -マッド-』は、クラシンスキー監督のお気に入りの作品なんだそうで、インタビューでは「監督・脚本という大役を任せられる逸材は、彼のほかにはいなかった」と語っています。現実的で深みのあるストーリーや、愛すべきキャラクターが『クワイエット・プレイス』に通じるところがあったのだそう。次はどんな作品になるのか、どう継承されるのか、今から楽しみで仕方ありません!

図らずも新型コロナの流行で全世界の人が感じたであろう「なんだかわからないもの」に対する恐怖。日常だって、様々な恐怖と隣りあわせで生きている今ですが、ホラー映画を観終えたら、恐怖に打ち勝った達成感を得られるかもしれません(現実よりも怖ければ尚更に)。ということで、ホラー好きな方もそうでない方も、ぜひ映画館で恐怖と感動と客席との一体感をお楽しみください!

…ただし、劇場内では、お・し・ず・か・に…!

クワイエット・プレイス
A Quiet Place

ジョン・クラシンスキー監督作品/2018年/アメリカ/90分/DCP/シネスコ

■監督 ジョン・クラシンスキー
■製作総指揮 ジョン・クラシンスキー/マイケル・ベイ
■脚本 ジョン・クラシンスキー/ブライアン・ウッズ/スコット・ベック
■原案 ブライアン・ウッズ/スコット・ベック
■撮影 シャルロッテ・ブルース・クリステンセン
■編集 クリストファー・テレフセン
■音楽 マルコ・ベルトラミ

■出演 エミリー・ブラント/ジョン・クラシンスキー/ミリセント・シモンズ/ノア・ジュプ

■2018年アカデミー賞音響賞ノミネート/ゴールデングローブ賞音楽賞ノミネート/放送映画批評家協会賞SF・ホラー映画賞受賞ほか2部門ノミネート

©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

音を立てたら、即死。

音に反応し人間を襲う“何か”によって荒廃した世界で、生き残った1組の家族がいた。その“何か”は、呼吸の音さえ逃さない。誰かが一瞬でも音を立てると、即死する。手話を使い、裸足で歩き、道には砂を敷き詰め、静寂と共に暮らすエヴリン&リーの夫婦と子供たちだが、なんとエヴリンは出産を目前に控えているのであった。果たして彼らは、無事最後まで沈黙を貫けるのか─。

斬新すぎる“沈黙の恐怖”に、観る者すべてが震撼! 90分間“沈黙”の新体感サバイバルホラー!

2018年全米公開映画の中で、シリーズ・続編を除くオリジナル作品としてNo.1ヒットとなり、続編製作も決定した本作『クワイエット・プレイス』。全米公開後、低予算ながら初登場No.1で『レディ・プレイヤー1』などを超えるオープニング成績を記録。ホラー映画史に残る社会現象級大ヒット作となった。

監督・脚本・出演・製作総指揮の4役を務めたジョン・クラシンスキー。本作では父親役を演じている。主演で夫婦役を務めたエミリー・ブラントとは実生活でも夫婦である。マイケル・ベイ率いるプラチナム・デューンズの経験豊富なチームが、映像技術面を担当。ジョン・クラシンスキーは、本作の成功で米タイム誌恒例「最も影響力のある100人」2018年版に選出。第一級のスタッフ&キャストが、音を立てたら即死ぬ、という斬新な発想とストーリー展開を見事に映像化させた。

クワイエット・プレイス 破られた沈黙
A Quiet Place Part II

ジョン・クラシンスキー監督作品/2020年/アメリカ/97分/DCP/シネスコ

■監督・脚本 ジョン・クラシンスキー
■製作 ジョン・クラシンスキー/マイケル・ベイ/アンドリュー・フォーム/ブラッド・フラー
■撮影 ポリー・モーガン
■編集 マイケル・P・ショーヴァー
■音楽 マルコ・ベルトラミ

■出演 エミリー・ブラント/キリアン・マーフィ/ミリセント・シモンズ/ノア・ジュプ/ ジャイモン・フンスー/ジョン・クラシンスキー

©2020 Paramount Pictures. All rights reserved.

もう”沈黙”だけでは生き残れない

“音を立てたら、超即死”という極限の世界を生きるエヴリン一家。最愛の夫・リーと住む家をなくしたエヴリンは、産まれたばかりの赤ん坊と2人の子供たちを連れ、新たな避難場所を求めノイズと危険が溢れる外の世界へ旅立つ。突然、“何か”の襲撃に遭い、廃工場へ逃げ込んだ一家は、謎の生存者エメットに遭遇する。彼との出会いを発端に、新たな謎と脅威が明らかとなり、一家の運命は激しく動き始める…。

呼吸の音さえ恐怖に変わる緊張の”劇場体験”

全米累計興行収入が『グレイテスト・ショーマン』『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』をも超える成績を記録し、2018年全米No.1大ヒットホラーとなった『クワイエット・プレイス』。ポップコーンを食べる音さえ許されないような静寂に劇場が包まれ、呼吸の音さえ恐怖に変わる極度の緊張感が新たな映画体験だと口コミが殺到し社会現象化した。

待望の最新作では“何か”が出現した「始まりの日」の様子も初めて明らかとなる。父親と住む家を無くし、音に溢れた世界に足を踏み出したエヴリン一家に立ちはだかる危険は、もはや“何か”の襲撃だけでは無かった。前作を大きく上回るスケールで描かれる家族たちの物語はシチュエーションホラーを超えたサバイバルホラーへと突き進む!

【特別レイトショー】JUNK HEAD
【Late Show】Junk Head

堀貴秀監督作品/2017年/日本/99分/DCP/ビスタ

■監督・原案・キャラクターデザイン・編集・撮影・照明・音楽・絵コンテ・造形・アニメーター・効果音・VFX・声優・etc 堀貴秀
■音楽 近藤芳樹

■ファンタジア国際映画祭最優秀長編アニメーション賞受賞/ファンタスティック映画祭新人監督賞受賞

★レイトショー上映はどなた様も一律1300円でご鑑賞いただけます。
★チケットは、朝の開場時刻より受付にて販売いたします(当日券のみ)。
 

©️2021 MAGNET/YAMIKEN

未来は、≪ガラクタ≫に託された。

環境破壊が止まらず、もはや地上は住めないほど汚染された。人類は地下開発を目指し、その労働力として人工生命体マリガンを創造する。ところが、自我に目覚めたマリガンが人類に反乱、地下を乗っ取ってしまう。それから1600年──遺伝子操作により永遠と言える命を得た人類は、その代償として生殖能力を失った。そんな人類に新種のウイルスが襲いかかり、人口の30%が失われる。

絶滅の危機に瀕した人類は、独自に進化していたマリガンの調査を開始。政府が募集した地下調査員に、生徒が激減したダンス講師の“主人公”が名乗りを上げる。地下へと潜入し、〈死〉と隣り合わせになることで命を実感した主人公は、マリガンたちと協力して人類再生の道を探る。今、広大な地下世界の迷宮で、クセ者ぞろいのマリガンとの奇想天外な冒険が始まる!

たった一人で独学で作り始め、7年の歳月をかけ完成したSFストップモーションアニメ

≪映画作りは独学≫≪たった一人で始動≫≪製作期間7年≫≪本職は内装業≫──そんな驚愕ワードをひっさげ、アニメーション界に突如出現した孤高のクリエイター、堀貴秀。総コマ数約14万、フィギュアはすべて手作りという狂気の愛と情熱で完成させた作品は、北米最大のジャンル映画祭の呼び声も高いファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞を奪取!

さらにギレルモ・デル・トロから、同じ高みを目指す才能として激賞された。カルトなのに壮大な世界観と、不気味なのにどこかクセになるキャラクターに中毒者が続出した、最高のディストピア!? が遂に海外から逆輸入上映を果たす!